同人イベント、即売会での持ち物



全員におすすめ

Suica、PASMOなどの交通系ICカード

自宅から遠く離れた場所のイベントの時でも、出来るだけ交通系ICカードの利用がおすすめ。今は全国の主要なカードは互換性があるので、他の県に行っても使えることが多いです。

なぜおすすめかというと、大きなイベントでは開始時と終了時に最寄りの駅やバス停が尋常じゃないくらい混み合います。そこで切符を買い直したり、切符の買い間違いに気付いたりしたらものすごく時間を食うからです。

自宅またはホテルの最寄りえきであらかじめ多めにチャージしておき、イベント会場の駅では券売機を使わなくても乗り降りできるようにしておくと楽です。

夏なら飲み物を多めに

大きなイベントの中でもコミケの夏はもっとも過酷です。熱中症になる人も多いです。また、会場内の自販機がほぼ売り切れになることがあり、水分を我慢して体調を崩す人もいます。

朝早くから入場待機列に並ぶ、サークル参加するなどで長時間イベント会場にいる場合は、必ず多めに飲み物を用意しておきましょう。

夏なら帽子

コミケやコミティアなどの大きなイベントで、朝から入場待機列に並ぶときは、帽子必須です。長時間日差しに当たると体がダメージを負い、かなり疲れやすくなってしまいます。

ちなみに日傘はダメです。入場待機列では詰めて並ぶため、周りの人に傘の突起部分があたり非常に危険です。相当空いている地方のイベントでない限り、人が多く集まる場所での日傘は控えましょう。首や肩の日焼けはタオルなどで防げます。

一般参加者:買うのがメイン

必須!100円玉、500円玉、千円札

同人誌を買う時は絶対に用意しなきゃいけないお金。特に上の三種は必須です。同人誌の値段はだいたい上のお金を組み合わせて払うので、すばやく取り出せるように財布の中身を整理しておきましょう。

大手サークルはお客さんの会計スピードを早めるため、だいたい500円、1000円、1500円などの500の倍数で値付けをしていることが多いです。

必須!同人誌を一時的に入れるバッグ

普段のお出かけ用バッグはいろんな形があると思いますが、同人イベントでは肩かけができるトートバッグの使い勝手がいいです。あと斜めがけの大きめバッグとかですね。購入したら本をすぐに入れて撤退することができるので、サークルの前でもたつかずに済みます。

当日のファッションに合わせて小さなバッグを持って行ったり、キャリーバッグを持って行ったり、重くなってもいいようにリュックを背負っていく人が多いと思います。しかしこれらのバッグは素早く同人誌を入れる点ではあまり優秀ではありません。リュックなら前に抱えるといいかもしれませんが!

そういうわけで、一時的に使うバッグの使用をおすすめしてます。複数の同人誌を手持ちで歩いてる人も多く見かけますが、大きな同人イベントでは前をあまり見ずに歩いている人が多く、中には大手サークルめがけて走っている人もいます。人と人の衝突事故もあり、せっかく買えた同人誌を床にぶちまける可能性も。手持ちはあまりおすすめできません。

必須!サークルマップ、サークルリスト

同人イベントの公式サイトで発表されたり、入場するときに買うカタログに付いているやつですね。自宅ですでに自分のお目当のサークルさんがマーキングされていると思います。忘れずに持っていきましょう。

できれば紙で印刷するか、スマホの画像として保存しておくのがおすすめ。オンラインにしないと確認できないような、ブックマークやSNSでのお気に入りで管理するのはちょっと危険です。

というのも、大きな同人イベントでは電波が不安定になっていることが多いです。大勢の人が1箇所に集中してスマホをいじるので、ネットの基地局が処理しきれないとかそういう理由みたいです。

コミケでは携帯会社が臨時の中継地を作ってるおかげでだいたいつながりますが、コミティアは時間や場所によって数時間まともにネットができないこともあります。できるだけオフラインでも見られるもので用意しましょう。

ビニール袋や書類ケース

イベントが雨の日になることもしばしばあります。大切な同人誌が濡れないよう、大きめのビニール袋はあらかじめ用意しとくのがおすすめ。

水濡れ以外にも、自分で運んでいる時の角折れが気になる人は書類ケースを使っています。プラスチックのちょっと硬い四角い、下のみたいなやつです。あれなら同人誌を綺麗な状態で持って帰れますね。


感想の手紙や差し入れ

同人誌を描いてる人がほぼ全員喜ぶのが感想です。もし余裕があったらお手紙を書いてみてください。差し入れは無理して用意する必要はありませんが、どうしても気持ちを伝えたければお渡ししましょう。差し入れのルールやマナーはこちらの記事で詳しく説明してます。

同人イベントで差し入れをするときのマナー

サークル参加者:売るのがメイン

必須!同人誌

売るものを忘れたらシャレにならないので、新刊または既刊は必ず持っていきます!直接搬入の場合は、印刷会社に正しいスペース番号を伝えたか見直しを。

必須!お釣り

自分の値付けに合わせて小銭の量を調節しましょう。500円や1000円のものだけならお釣りも500円だけで十分ですが、700円とか1200円とかのものがあれば100円玉が大量に必要です。

大量と言っても、サークルの売れ行きやお客さんがイベント慣れしているかどうかで用意するお釣りの量は変わります。お客さんが値付けぴったり出してくれる人ばかりなら、お釣りが逆に余ることはよくあります。イベントに初めて出るときは多めに用意して、少しずつ自分のベストの量を見つけましょう。

ちなみに私はコミティアに参加して一回に50冊以下の頒布数ですが、100円玉は20枚くらい、500円玉は10枚くらいで十分足ります。お客さんがみんな小銭で払ってくれる熟練の人ばかりですね。一応1000円札も用意してますがまだ使ったことがないです。

必須!お金を管理する入れ物

100円ショップにある小型のコインケースや、もうちょっと高いお店用の小銭管理のアレなどがおすすめです。そのほかに、会計中にお金を放り込めるものがあると便利です。テーブルクロスにあらかじめポケットを縫い付けている人もいます


私の場合はテーブルに挟み込んで取り付けるタイプのフックを持っていき、お弁当用の小さなトートバッグをかけてお金を放り込んでいます。お客さんがワッと一気に来た時なんかは悠長にコインケースに入れてられないので、こういった一時放り込み場は便利です。



必須!値札

値札は必ず作りましょう。数字は大きく見やすいものがおすすめです。手書きよりはパソコンで印字したものの方が見栄えがいいです。もし手書きであれば丁寧に書きましょう。

値札はテーブルに対して直角に立てると、スペースの近くに来たお客さんに見えにくいです。個人的には同人誌の表紙にペタッと貼るのがベストだと思います。

必須?テーブルクロス

同人イベントの多くは事務テーブルが貸し出されるため、あまり見た目がよくありません。売れ売れサークルやネタ系サークルはテーブルクロスがなくても大丈夫ですが、普通のサークルは安い布でもいいので用意しましょう。ちなみに選び方は下の記事で詳しく説明してます。

同人イベントの敷布の選び方

上にかける用の布

一人参加の場合、トイレに行きたい時やちょっとだけ買い物をしたい時に卓上の売り物どうしよう〜ってなりますよね。この時役立つのが、上にかける布です。同人誌やグッズの上にふわっとかぶせ、すぐ戻りますなどの書き置きを残しておきます。サイズはテーブルクロスと同じくらいでOK。

窃盗などが心配な人は全部キャリーバッグやダンボールに詰め込むのもありですが、いちいちやるのはめんどくさいよ!って人にはこれがおすすめ。席を離れるときはスマホと財布、お釣りなどの貴重品だけは必ず身につけていきましょう

上に布を被せておけば窃盗はかなりしにくくなります。布をめくって商品を漁らなきゃいけないですし、そんなことをしている人がいれば隣のサークルさんが怪しく思います。今まで私はこれで盗まれたことはないので、高額品を飾っていなければおすすめします。

必須!ペン、マスキングテープ、ハサミかカッター、ガムテープ

ペン:当日値札や新刊カード、アンケート、宅配便の住所を書いたりする
テープ:値札の貼り付け、スペースのレイアウトとかに割と使う
切れるもの:当日搬入のダンボールを素早く開封するのに役立ちます
ガムテープ:搬出時に素早く梱包したい時に

文房具系は人によって使う、使わないの差があります。初めてならとりあえず持っていきましょう。サークルの設営は学校の文化祭みたいな感じなので、これらがあるといざという時便利です。

ポスターやサンプルを印刷したもの

こちらの記事でも紹介しましたが、ポスターや中身のサンプルは販促に役立ちます。

売れないサークルほど同人イベントでポスターを使おう!

売れないな〜としょんぼりしているサークルさんは、ぜひスペースで飾ってみてください。テーブルの前に張り出すのでもいいですが、もっと目立ちたいならこういうスタンドの方がおすすめです。


ブックスタンド

下の記事で紹介してますが、同人誌は立たせて表紙を見せると目立ってみてもらえる率が上がります。ポスターを作る余裕がないときは、100円ショップでブックスタンドを買って使ってみてください。

コミティアで全然売れなかった私が売り上げを伸ばしたレイアウト

暇つぶし用の本やスケブ

スマホで十分ではありますが、充電が切れるのが嫌だなーとかであれば小説やスケブがあるといいです。イベント中は人がいっぱいいるのでクロッキーとかしやすいですしね。