
こないだ初めてクリスタで漫画を描きました。今まではアナログとフォトショップで書いていたので、フルデジタルは右も左もわからない状態だったんですが、1作37ページを書き上げたことでだいぶコツが掴めました!
ということで、私が実際に漫画に使って「これ良い!」「しっくり来る!」と感動した効果素材をオススメしていきます。無料素材〜1000クリッピーくらいまでのものがメインです。
集中線ツール

こういう「ぱああっ」っていうのとか後光とかがかけます。大ゴマで人物の顔を目立たせたいときはこの「ぱああっ」っていう集中線が便利なんですよね。
破線ブラシ

こういう破線がかけるペンです。この漫画ではランドセルがよく出て来るので、雰囲気を出すためにこのペンを使いました。靴とか革製品、スーツなどをよく書く人にもオススメです。
手書き効果セット



いろんな斜線がたくさん引けるブラシ、汚しブラシ、かけあみなどが入ってるセットです。全部で1000クリッピーと若干お高めですが、すごい使えるのでコスパが超いい。
主に背景などが寂しい時に斜線を入れまくると、一瞬で手間をかけたかのような漫画に見えます。汚しブラシ(汚いおっちゃんのコマのやつ)もものすごく有用です。適切に汚しが入るといい感じの漫画っぽくなる。映画とかでも汚しは大事って言いますし、重厚っぽいとか暗い雰囲気の漫画、アナログっぽい漫画を書くタイプの人にはすごいオススメ。
フリーハンド線
モブ
このランドセルのキャラ以外は全部モブ素材を使ってます。背景が寂しいときはとりあえずモブを入れると埋まるので重宝しました。現代物、都会が舞台なら絶対ダウンロードしといて損がない素材です。
モブ素材を使うときは、以下のことを意識するといい感じに馴染むと思います。
- アイレベルはメインキャラとだいたい合わせる
- 顔は書き込まないほうがいい
- 自分のデフォルメに合わせて簡略化する(服のシワや髪の書き込みを消す)
ビル
こういうちょっとしたコマにビルブラシが便利です。2つ目のコマはビルブラシを変形+パースをつけて活用してます。一から自分で書くとデザインとかに悩みがちですが、正面から見た素材さえあればなんとでも書き足せるので便利。
地面
これもいろんな人が使いやすいんじゃないかなと。地面の面積が広くてコマがちょっと白っぽいとき、地面ブラシを少し入れるだけでそれっぽくなります。ブラシサイズを変えることで奥行き感も出ますよ。
文字、効果音
名前がえっちですが、別にえっちじゃなくても用途がたくさんあるのがこのペンのすごいところ。わざわざ手間かけるほどじゃない、ちょっとした効果音をこのペンでかくと漫画っぽくなるので重宝してます。
新聞紙書くときに便利でした。実際の文字を使うと読めちゃうし、かといって自分でミミズ這ったような字を書くとワンパターンで字に見えないのですごくありがたかったです。
食器

このコマはほぼ素材です。食器素材とサンドイッチとトマトを素材で置いて、コップの氷や結露、食べカスなんかを書き込めばなん十分ですぐに完成。めちゃくちゃ早く仕上がってびっくりしました。小さいコマなら素材だらけでもたいして違和感ないです。