
同人誌は即売会と言われるイベントで頒布することが多いです。これは対面式なので作者と読者のふれあいっていうメリットがあるんですが、一方で開催地までの交通費がかかるなんていうデメリットもあります。そういう時に利用したいのが、同人誌の通販です。
通販にも種類がある
通販はざっくり2種類に別れていて、まず「委託」っていうのがあります。とらのあなとかメロンブックスとかの企業サービスに同人誌を預けて、そのサイトで出品してもらって、売れたら企業の人が発送してくれるんです。自分は発送準備をしなくていいし個人情報も扱わなくていいので、全部お任せしたい人向け。ただ委託手数料がかかります。委託サービスの有名どころ
もう1種が「自家通販」です。その名の通り家で通販します。委託とは違って自分で注文を受けて梱包して発送するもので、今回はこの自家通販の説明です。
自家通販のやり方
売る場所を用意する
昔は個人サイトにメールフォームや専用ページを作り、メールで住所や銀行口座情報のやり取りをする人が多かったです。ですが現在は自由にショップを作れるサービスが充実してきたので、こちらを使った方がいいと思います。有名どころを下に紹介しておきますね。それぞれ客層や規約などが違うので、自分の作品に合わせて選んでみてください。個人的には上から順番におすすめします。
BOOTH

- 日本最大のイラスト投稿サイトpixivが運営する通販サイト
- ゆえにオタクっぽい作品が多い
- R18可、匿名配送あり、委託あり、一応サイト内サーチ機能あり
- サイト内から新規でくる人は少ないので自分で宣伝する必要がある
minne

- 日本最大級のハンドメイト通販サイト
- ゆえにオタクっぽい作品はほとんどない
- R18だめ、サイト内サーチが充実
- 絵本やイラスト集など一般受けするものはここがおすすめ
STORES.jp

- いろんな物作りしてる人が利用する通販サイト
- R18だめ、委託あり
- ショップのカスタマイズ機能が多くて便利そう
- サイトにショップ紹介というページはあるが、サーチ機能は期待できない
BASE

- いろんな物作りしてる人が利用する通販サイト
- R18だめ、委託あり
- イラストがあればスマホケースやTシャツの制作販売もできる
- サイトにショップ一覧はあるが、集客は期待できない
商品を登録する
入稿データをそのまま商品画像にしてる人が多いですが、サイトによっては実物画像を推奨してるとこもあります。使ってる紙とか大きさの感じとか伝えられますし、オシャレにコーディネートした写真なら商品の魅力もアップしていい感じ。本の価格はイベントと同じ人もいますし、手数料分上乗せしてる人もいますし、梱包代を含めている人もいます。私はイベントでも赤字なので通販だけ上乗せしてもな〜と思い同価格にしてます。